４特は堅蟹と呼ばれ、身入りもミソもしっかり入った毛蟹だけに与えられる最高品質の証。身入りが悪くなるにつれ、３特、２特とランクが下がります。

カニかごと呼ばれる網で出来たかご状の仕掛けの中に餌を入れ、海の中に沈めて餌で蟹を誘い込んで引き上げられます。

船上で水揚げされた蟹はすぐに選別され、通年禁漁のメスと8センチ未満のオスは海に返します。

効率は悪いのですが、資源保護のためでオホーツクの漁期は7月～10月までだそうです。

オホーツク海はプランクトンが多く海水温度が低いので他の海域とは違い身の締りが凄いです。

４特は手に持つと、大きさの割にズシッと重たく感じます。

生きたままボイルし、急速冷凍をかけた後、表面を氷の膜で覆い、酸化を防ぐグレース加工をしていますので15％ほど減ります。

毛蟹の甘さを引き出すために塩は最小限にしています、
700ｇの毛蟹の5％ほどしかない大型毛ガニです。

年々、毛ガニが獲れなくなり価格もこの7年は上昇中で獲れなくなっています。

「堅ガニ」ですから、身入りが90%以上の自信作です。

カニは脱皮を繰り返すことで成長していきますが、脱皮が終わって甲羅がまだ堅くなっていないカニを「若蟹」と言い、甲羅がやわらかく身の入りが悪いという特徴があります。

一方、「堅蟹」とは、脱皮を終えて甲羅が堅くなり、身がびっしり詰まった最も価値のあるカニです。

お届けするのは「３特」～「４特」という最高水準で、身がびっしりと入った極上の「堅蟹」です。

堅蟹なので、身も蟹味噌もギッシリ詰まっています

カニ味噌も何とも云えない深い味わいで、これしか食べない、という人もいるほど。
カニ味噌とカニ肉を混ぜ合わせて食べたり、また、お酒の好きな方は甲羅の中に冷酒や熱燗を入れて甲羅酒もお勧めです。