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商品番号
b0340
商品名
金子さんのゆめぴりか白米(4.5kg)
内容量
4.5kg
生産地・生産者
北海道仁木町・金子英治
原材料名
北海道産ゆめぴりか

20年以上無農薬・無化学肥料栽培です

無化学肥料・無農薬栽培でもう20年以上お米を作っている北海道・仁木町の金子英治さん。
北海道でもお数人しかいない「無農薬・無化学肥料栽培」を、もう20年以上敢行している金子さんの根性には頭がさがります。

田圃は養分や水分「作物に供給し、作物を支成長させる働きと、土壌微生物が働きやすい場所としての役割があります。
作物と土壌微生物との間には密接な関係があり、良い作物を収穫するには良い微生物がたくさんの栄養素を出してくれることによって「土が肥えている」ということになります。

化学肥料や農薬を使いすぎると田圃の微生物を殺すことになりますし、食べる私たちのお腹の良い微生物もなくなり免疫力が低下して病気に罹りやすくなってしまいます。
肥料面での肥沃な土とは、私たちのお腹の微生物が良い、強い血液を作ってくれる意味と同じことです。

土壌微生物の種類と量が豊富でないと同じ品種でも美味しい味にはならないのです。

微生物が安心できる有機物などを分解し、消化して出す分泌物(酵素やミネラルなどの栄養素)やミミズやたくさんの虫達の糞などには活性物質が含まれており、それらが「良い土壌」を作るのです。

販売前から評判高かったゆめぴりか

「日本穀物検定協会」が発表した平成23年産米食味ランキングによると、「ゆめぴりか」は最高位の「特A」に輝きました。

お米の品種改良では昔から有名な上川農業試験場が開発した品種で、2008年(平成20年)に北海道の優良品種として採用された極良米です。

一般栽培が開始されたのが平成21年で、秋より市販が開始されましたが、天候不順で最悪の状況となり、収獲量は予定の10%にも行かなかったので、マスコミの前評判が高かったこともあり「幻のコメ」となってしまいました。
実際の販売数量800トンしかなく一ヵ月も経たずに「販売終了」となった経緯があります。

道産米随一の「おぼろづき」を上回るとされるその食味は、味を左右するアミロースが低く(アミロースは低いほど美味しい)、粘りがあり冷めても美味しいとされます。

水稲においては耐冷性のある品種でないと北海道では栽培が難かしく、美味しいお米は無理と言われてきました。
しかし、この100年で北海道の気温が2度上昇したと言われ「きらら397」以来温暖化の影響もあり、実においしいお米が北海道でも獲れるようになりました。
近年特に品種改良の技術によって次々と注目を浴びています。

このゆめぴりかも、タンパク質含有量も比較的低いため、艶があって柔らかく炊き上がります。
さらに、粒がふっくらしていて収量性も高く、耐冷性もあることから生産者にとっても栽培意欲が起きる品種と言われています。

「無農薬」と「除草剤1回使用」の小さいようで大きな違い

無農薬でお米を作るのは本当に大変です。
雑草をそのままにしておくと田圃の養分も取られ、お米に栄養があまり行かなくなり、またいろんな病気の原因にもなるので昔から「雑草取り」は農家にとって大変な作業で、中腰になって行う作業は辛く、年と共に腰が曲がってしまう大きな原因です。

「無農薬米」と「1回除草剤使用」はほんの少しの違いしかないように思われますが、収穫までの過程を考えると、「天と地」ほどの苦労があります。
除草剤を1回使用するだけで、1年間ほとんど田んぼの雑草処理が必要ありません。

しかし、無農薬で栽培するには最低、3回は水一杯の田んぼに入り、1本1本草を引き抜かなければなりません。
米作りの農家は「腰と足が痛くなり、最後は痛みが感じなくなり痺れてくる」と言います。
また、でめんさんを雇うために多くの人件費もかかります。その為「無農薬」「低農薬」では大きな価格の差が開くのです。その実情を御理解下さい。

<肥料>
1)アミノユーキ571(10a/80kg以上)
2)マインマグN(10a/80kg)

<天然防除資材>
1)食酢(殺菌として)
2)抽出液(ニーム・にんにく・とうがらし=忌避剤として)

<<お米のとぎ方と保存方法>>

■お米のとぎ方
冷たい水を一気に注ぎ、底のほうから手早く静かにかき混ぜ、水を捨てます。
これを2回繰り返し、糠を洗い流したら、少量の水で指先を使って軽く数回研ぎ、研ぎ汁を捨てます。

■お米の嫌う環境
*乾燥した空気、直射日光、温風、などはお米の水分やうま味成分が抜けてしまいます。
*湿気(ぬれた手でお米に触ったり、濡れたカップをお米の中に入れるとカビの原因になります)
*香り(お米は臭いを吸収してしまいますので香りの強いものは側に置かないで下さい)
*時間と共に急激に食味は落ちてきますので最小限、1ヶ月で消費するようにして下さい。

<<白米を食べるようになったのは江戸時代から>>

日本人として食べても飽きないのがご飯ですね。
日本は豊かな四季に恵まれ、多くの天然湧水に溢れ、日本書紀に出てくる「瑞穂の国」は、自然豊かで稲穂が大きく実り、穂が垂れ下がって収穫近い豊穣の秋を想起させます。

欧米人より腸が長くできていることが、稲の文化とともに身体の遺伝子も出来上がって行った証でもあります。

その昔は庶民はめったにおコメを食べられず、雑穀のヒエやアワ・麦などを食べ、コメは「お代官様」に税金として収める為に作っていました。
江戸末期に都市では白米が流行したそうですが、地方に広がりだしたのは大正末期になってからのようです。

<<ご飯の消費が減ってパン食が増えたのが病気増産の原因?>>

今やお米の消費は年間一人当たり60キロを切りました。
この20年で一人当たり年間15キロも家庭で食べるお米が減ったことになります。

2011年にはパンや麺類に追い抜かれてしまいました。
外食や中食もここ数年は横ばいなのに、お米の消費だけが減少しています。
なぜでしょうか?

「食の欧米化」が大きな原因の一因でしょう。
それと生活スタイルの大きな変化があります。

一般的に言われているのは、

1)ファーストフーズの急速な発展(全国への多店舗化)
2)インスタント食品の普及(多彩な麺類が多くなった。ほとんど輸入小麦)
3)レトルト食品・冷凍食品の広範囲な開発(電子レンジでチン!)
4)弁当チェーン・外食レストランの普及、コンビニ弁当・スーパーの弁当や惣菜の一般化
5)少子化と夫婦共働きの増加
6)主婦の社会進出や趣味・習いものなどの拡大
7)肥満とダイエットの情報普及(運動しない、カロリー計算)
8)核家族化によって1回の食事量が少なく、個食や多食への変化
9)食の簡便化(栄養の中身よりお腹を満たせば良い)
10)多様な趣味や個性化への出費の増加(食品経費削減)
11)肉体を使う仕事が減り、デスクワーク主体になった(軽食・早食い)
12)多様なライフスタイルの変化(仕事の変化・遊びの変化・夜型人間の増加)

以上が時代の変化による食の変化と言われるもので、特に食事を作るお母さんは朝食をいかに早く作ってご主人と子供を送り出すか!が命題となっています。

そのため、統計によれば半数の家庭が「朝食時間は10分」と答えていて、すぐ焼けるパンにバターやジャムをつけて飲み物(牛乳やジュース)で流し込む「家庭内ファーストフーズ」が最短コースです。

国内のパン消費量及び生産量は年々減少傾向で、小麦粉の消費が伸びている訳でもありません。
1世帯当たりのパンの消費量の全国平均は44.7kgで、調理パン(サンドイッチやカレーパンなど)・菓子パンが少し増えている位で全体的にはこの20年間でほとんど変化はありません。

<<油脂類や糖類の摂取過剰が肥満や病気の一因?>>

社会的に見れば、お米離れはパンのせいではなく、経済状況の変化や肉体労働者が減って腹持ちがする必要もなく、お腹が空けば安いインスタント食品やファーストフーズで間に合うような食行動が影響している可能性が高いのです。

40年も前には肥満児はほとんどいませんでした。
行事があるときにはおにぎり・お稲荷さん・のり巻きで揚げ物やフライ物は非常に少なかったのが、近年は油脂類と糖類が若者の食事に多く増えたのが、肥満児や体調不良の一因とも考えられます。

それと、欧風調味料のマヨネーズ・ケチャップ・ソースなどが多様化されてきたこともあるでしょう。

これらには、多量の塩分・糖分・添加物が使われているので、麻薬のように脳が一種の禁断症状を起こして「食べたくなる」欲求が出てくることが考えられると思います。

<<北海道の開拓はお米が原動力だった!>>

広い北海道を開拓した人たちは、機械もない時代ですから馬と自分の身体だけが頼りでした。
原始林の大木を切り倒し、木株の抜根や生い茂る雑草を刈り手で畑を耕し、早朝から日が暮れるまで汗をだし続けた。

主食は、玄米に大豆や雑穀のヒエ・アワ・イナキビなどで、漬物が数種類と味噌汁、少しのおかずはイモ団子や鮭の塩焼き、シカ肉やウサギの肉などだったようです。

少ないおかずでどんぶり飯を3杯、4杯と食べて筋肉隆々で大きな病気はなく、今の人たちが当時の食事で朝から晩まで肉体労働をしたら、ほとんどが1週間で倒れることでしょう。

<<なぜ、小麦よりお米が良いのか?>>

茶碗一杯のご飯を食べるより食パン一枚の方が高カロリーで、3倍も違うそうです。
また、パンを焼くときには脂質や塩が必要(菓子パンは砂糖も必要)で、脂質や塩分はパンの方が10倍高いということです。

しかも、パンにはバターやマーガリン・ハム・ソーセージ・牛乳・ジュースなどの飲み物が必要で、自ずと脂肪分・糖質の高いものになり、さらにケチャップやマヨネーズも味を高めるために必要になります。

しかし、お米は、魚・納豆・のり・お茶漬けなど低カロリーの食品での組み合わせがしやすく、肉や卵などの動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取量を自由に好みで変えられ、特に日本人が多く取る海産物は長寿の元でもあります。
さらに、ご飯は腹持ちが良いので間食も必要ありません。

『和風的食生活』が健康の基本であり、主役がお米であることを忘れてはいけないのです。

<<インシュリンの分泌が少ないのがご飯です!>>

インシュリンの分泌を一番促すものが砂糖で、デンプン質の炭水化物がそれに続きます。
炭水化物は、人間が活動するのに必要な最低限のエネルギーであり、摂らないと死に至ります。

完全な「炭水化物ダイエット」で数年間ご飯を食べずに亡くなった若い方もいますが、同じ炭水化物でもインシュリンの分泌を促さないものがご飯なんです。
ご飯よりパン、パンよりジャガイモの順でインシュリンが分泌されているのです。

実は、ご飯は消化吸収という体の代謝に時間がかかるため、パンや麺類などと比較してダイエットに最適な食べ物です。

「ご飯は太るから」と主食のご飯を食べずに、副食品や軽食・パンや麺類などの食事ではカロリーオーバーになりやすく、脂肪や肝臓・腎臓にも悪影響を与える可能性も出てきますから気をつけましょう。

<<低炭水化物ダイエットは怖い!>>

ある統計で、総摂取カロリーのうち炭水化物が占める割合が40%以下だと、死亡率は60%以上の人の1.3倍だったといいます。

「炭水化物抜き」は糖尿病専門医から言わせると、一時的にはダイエット効果はあるが、長く続けるとアンバランスになり逆に太りやすい体質変化が起こるそうです。

身体はどの部分もバランスをとるために「恒常化機能」が働いています。
内臓の機能一つが弱るとそれを助けるために身体全体が通常以上に働き始めます。
それが一時的に数値が高くなり他の病気と判断されることもありますが、実は恒常化機能によるものなのです。

また、医学的には低炭水化物ダイエットは、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとハーバード大などでも述べています。

<<よく噛むことが大事です。>>

ご飯食でもいけないのは、おかずを多くしてあまり噛まない人が多いことです。
よく噛むことによって唾液の分泌がよくなり、お腹の微生物が効果的に分解・消化・吸収してくれるようになります。

唾液は天然の抗生物質であり殺菌剤でもあり、よく噛むことによってダイエット効果も高くなります。

お客様の中には、一口30回噛むことによってアレルギーの軽減や体重・血糖値の減少など、嬉しい報告も多々あります。
ぜひ、あなたも試してみてください。

<<ごはん1杯に含まれる栄養成分>>

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