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商品番号
b0322
商品名
無農薬・無化学肥料ゆきひかり白米 4.5kg【東川町産 佐竹】
内容量
4.5kg
原材料名
無農薬・無化学肥料ゆきひかり

北海道での有機米の先駆者 佐竹さん

「北海道のヘソ」富良野から1時間ほどの所にお米の産地で有名な「東川町」があります。
北海道で唯一、上水道のない町で北海道のど真ん中で悠然とそびえる大雪山連峰の中心「旭岳」の麓から湧き出る天然水は100年もの時間をかけて大自然のエネルギーとミネラルを豊富に抱えて町を潤しています。

北海道有数の景観と水の美味しさからここには都会から移住してくる人も多い。
旭岳からの湧水量は1日に6,000トン以上ととんでもなく豊富で、水温も年間を通じて6~7度と実に冷たく、この水温が美味しいお米栽培の基礎となっている。

佐竹さんの家は、右に十勝岳連峰、左に大雪山連邦が望めるこれ以上の景観がないほどの環境で、まるで額縁の写真を拡大したような見事な絶景が広がっている。

国広さんご夫婦、若い世代で頑張っております、ぜひ応援して下さい。

今、65歳となり3年前に息子さんの国広さんに経営を委譲した佐竹さんは言う。
「もう27年目になりますが、最初は後に町長になったYさんとたった二人で有機栽培を始めたんです。」
多くの仲間から「危険だから止めろ!1俵も獲れなくなるぞ!」と言われたそうだ。

生まれた子供がアトピーだったのがきっかけ

もともとのきっかけは生まれた国広さんがアトピーで、離乳食のために有機米の栽培を始めた。
昔はヘリコプターによる農薬散布だったが、その頃本州から移住してきた人たちが素晴らしい景観と水を守るために化学肥料や農薬の反対運動を始めたことが原点で、「作る側」と「食べる側」との大きな隔たりを感じたという。

ハウスの中で苗を作っています、暖かいのでスクスク伸びて田圃に出る日が楽しみです。

しかし、「無農薬」と言うのは簡単にすぐに作れるものではない。作る側としては、

★とんでもない身体の酷使
★大きな収量の減少や、病気による全滅の危険性
★人件費や肥料、機械、備品、収穫等の大幅な経費の増大

こういう現実の問題に関して説明を繰り返し、移住してきた人たちも無農薬栽培の難しさを理解しながらも「それなら手伝って収獲したお米は買い取る」という人たちも現れてくるようになった。

苗を移植する前に平らにする作業です。

「最初は自分の子供の健康しか頭になかったんです、それが本州から移住してきた人たちとの話しの中で、健康を作るのは確かに食べるものが一番重要、ということも理解できたし、自分の子供だけでなく必要としている人たちのためにも作って行かなければならないという使命感みたいなものがドンドン出てきましたね」
静かな声で語る佐竹さんの目は本当に菩薩の様に澄んでいる。

いろんな虫やトンボが遊びに来てくれます。

「水田にはトンボだけでもたくさんの種類が来る。いろんな虫やドジョウ、カエルも自然発生的に生まれてくる不思議な生態系がそこにはあるのです。農薬を使っている水田には虫やトンボがいませんからね」

いかに清らかな水やトンボなどの自然環境や、健康産業としての主食のお米の生産を孫の代まで続けられるか、年々そう考えた時に自分だけになっても病気を無くすために続けなければならない強い意志が生まれてきたという。
本当に素晴らしいご夫婦です。

いよいよ苗を移植して、暑さ寒さに耐えてお米さんが頑張ってくれます。

自分の使命として赤字でも有機栽培は続ける!

豊かな自然に恵まれ、肥沃な大地から生産される東川産米は、「日本の米づくり100選」にも選ばれる名産地、米=東川です。
とはいえ東川が米産地になるまでには、水だけではない長年の農家の地道な努力があり、JAや土壌改良などの事業も大きかった。

佐竹農園もアイガモによる有機農法で安全な米づくりを実践しながら、化学肥料や農薬を使わなくなって「イネの力」を知ったという。

除草対策は草が伸びる前から何度も機械で掻いて雑草の芽を抑えて行きます。

「稲の茎が太くなりますから、低気圧が来たり、強風がきても倒れませんね。生育は慣行栽培より遅く、見た限りでは情けないように見えますが、最初の頃は見えない根に栄養を蓄えて張って行くんです。次第に茎が太くなって少しずつ伸びて行きます、そうすると低気圧が来て周りの稲が倒れてもうちのは倒れず支えられるんです」

穂に花が咲きました!この時が一番感動的です!

見事ですね!
肥料が多ければ多いほど自然環境の強さに耐えられず、もやしっ子の様に身体が弱く、運動もできない身体になってしまいます。

社会の価値観は収量と価格の安さに慣れてしまっていて無農薬米は高い!が常識。
しかし、無農薬の田んぼは、お米を収穫するまで一瞬たりとも気を抜くことが出来ない大変な労苦の現実がある。

虫対策に畦道にはハーブを植えていますが、非常に効果的です。

数年前からは合鴨を止めてハーブを畦に植えて害虫(カメムシ)対策をしています。
これは予想以上に効果があってとてもよく、景観も素晴らしく奥様は心が和むそうです。

「正直言って、こういう風に25年経っても無農薬栽培は採算が合わないんです。16町歩の内4町歩が無農薬栽培ですが他の低農薬栽培で何とか採算獲れていますから、これ以上面積は広げられませんね~」と。

やはり相手の立場にならないと辛さや苦労は分からないものがあります。
ぜひ、これからも頑張ってほしいです。

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」頑張ってくれてもう少しで収獲を迎えます。

<<アレルギーにおすすめのゆきひかり>>


「北海道新聞」の記事です。
ゆきひかりはアレルギーの増加によって、全国の医師達にも食事指導の中でが推奨され、約7割~8割の方に症状の改善が見られる優良品種です。
もち米の品種が入っていないため(アトピーやアレルギーにはもち米や、餅菓子はおススメできません)、味は通常のお米の様な粘りはありませんが、私が食べてきた経験で言いますと、

★胃に持たれない
★消化に優れている
★食後にも身体が動く

などを感じています。

「ゆきひかり」は確かに「粘り」「甘味」というものは少ないです。
しかし、食味の追及は「餅米」を掛け合わせることで粘りや甘味は出ますが、人体には「異種タンパク」としての反応があるように思われます。

お米は化学肥料を多用するとタンパク質が増えるという報告もあります。
いろんなアレルギーの実験がありますが、ほとんどが慣行栽培を基本としており「無農薬」での実験がほとんどないのが実情です。

例えば、「除草剤1回使用、殺虫剤、殺菌剤無使用」は一般の米からは良い状態ですが、除草剤の種類から考えると、殺虫剤10回使用以上の強いものがあります。


さあ~、収穫です!コンバインでドンドン収獲して貯蔵庫へ運びます。

<<無農薬のゆきひかりはほとんど入手不可能です>>

ゆきひかりは、昭和59年に母方にキタヒカリと巴まさりを掛け合わせ、父方に空育99号をとい品種を掛け合わせて栽培され100%うるち米の品種です。

「ゆきひかり」は近年、その粘りが少ない為に絶滅のさらされており、無農薬米は、この北海道でも数人しか栽培しておらず入手不可能な状態が続いております。
まして、「無農薬栽培」は私が知っているところでは2人しかおりません。


雑草対策は暑い日はきついですが、皆さんの顔を浮かべて頑張ります。

「無農薬米」と「1回除草剤使用」はほんの少しの違いしかないように思われますが、収穫までの過程を考えると、「天と地」ほどの苦労があります。
除草剤を1回使用するだけで、1年間ほとんど田んぼの雑草処理が必要ありません。
しかし、無農薬で栽培するには最低、3回は水一杯の田んぼに入り、1本1本草を引き抜かなければなりません。
米作りの農家は「腰と足が痛くなり、最後は痛みが感じなくなり痺れてくる」と言います。
また、でめんさんを雇うために多くの人件費もかかります。 その為「無農薬」「低農薬」では大きな価格の差が開くのです。その実情を御理解下さい。


一番辛い手取り除草、腰が痛くなります。

<<白米を食べるようになったのは江戸時代から>>

日本人として食べても飽きないのがご飯ですね。
日本は豊かな四季に恵まれ、多くの天然湧水に溢れ、日本書紀に出てくる「瑞穂の国」は、自然豊かで稲穂が大きく実り、穂が垂れ下がって収穫近い豊穣の秋を想起させます。

欧米人より腸が長くできていることが、稲の文化とともに身体の遺伝子も出来上がって行った証でもあります。

その昔は庶民はめったにおコメを食べられず、雑穀のヒエやアワ・麦などを食べ、コメは「お代官様」に税金として収める為に作っていました。
江戸末期に都市では白米が流行したそうですが、地方に広がりだしたのは大正末期になってからのようです。

<<ご飯の消費が減ってパン食が増えたのが病気増産の原因?>>

今やお米の消費は年間一人当たり60キロを切りました。
この20年で一人当たり年間15キロも家庭で食べるお米が減ったことになります。

2011年にはパンや麺類に追い抜かれてしまいました。
外食や中食もここ数年は横ばいなのに、お米の消費だけが減少しています。
なぜでしょうか?

「食の欧米化」が大きな原因の一因でしょう。
それと生活スタイルの大きな変化があります。

一般的に言われているのは、

1)ファーストフーズの急速な発展(全国への多店舗化)
2)インスタント食品の普及(多彩な麺類が多くなった。ほとんど輸入小麦)
3)レトルト食品・冷凍食品の広範囲な開発(電子レンジでチン!)
4)弁当チェーン・外食レストランの普及、コンビニ弁当・スーパーの弁当や惣菜の一般化
5)少子化と夫婦共働きの増加
6)主婦の社会進出や趣味・習いものなどの拡大
7)肥満とダイエットの情報普及(運動しない、カロリー計算)
8)核家族化によって1回の食事量が少なく、個食や多食への変化
9)食の簡便化(栄養の中身よりお腹を満たせば良い)
10)多様な趣味や個性化への出費の増加(食品経費削減)
11)肉体を使う仕事が減り、デスクワーク主体になった(軽食・早食い)
12)多様なライフスタイルの変化(仕事の変化・遊びの変化・夜型人間の増加)

以上が時代の変化による食の変化と言われるもので、特に食事を作るお母さんは朝食をいかに早く作ってご主人と子供を送り出すか!が命題となっています。

そのため、統計によれば半数の家庭が「朝食時間は10分」と答えていて、すぐ焼けるパンにバターやジャムをつけて飲み物(牛乳やジュース)で流し込む「家庭内ファーストフーズ」が最短コースです。

国内のパン消費量及び生産量は年々減少傾向で、小麦粉の消費が伸びている訳でもありません。
1世帯当たりのパンの消費量の全国平均は44.7kgで、調理パン(サンドイッチやカレーパンなど)・菓子パンが少し増えている位で全体的にはこの20年間でほとんど変化はありません。

<<油脂類や糖類の摂取過剰が肥満や病気の一因?>>

社会的に見れば、お米離れはパンのせいではなく、経済状況の変化や肉体労働者が減って腹持ちがする必要もなく、お腹が空けば安いインスタント食品やファーストフーズで間に合うような食行動が影響している可能性が高いのです。

40年も前には肥満児はほとんどいませんでした。
行事があるときにはおにぎり・お稲荷さん・のり巻きで揚げ物やフライ物は非常に少なかったのが、近年は油脂類と糖類が若者の食事に多く増えたのが、肥満児や体調不良の一因とも考えられます。

それと、欧風調味料のマヨネーズ・ケチャップ・ソースなどが多様化されてきたこともあるでしょう。

これらには、多量の塩分・糖分・添加物が使われているので、麻薬のように脳が一種の禁断症状を起こして「食べたくなる」欲求が出てくることが考えられると思います。

<<北海道の開拓はお米が原動力だった!>>

広い北海道を開拓した人たちは、機械もない時代ですから馬と自分の身体だけが頼りでした。
原始林の大木を切り倒し、木株の抜根や生い茂る雑草を刈り手で畑を耕し、早朝から日が暮れるまで汗をだし続けた。

主食は、玄米に大豆や雑穀のヒエ・アワ・イナキビなどで、漬物が数種類と味噌汁、少しのおかずはイモ団子や鮭の塩焼き、シカ肉やウサギの肉などだったようです。

少ないおかずでどんぶり飯を3杯、4杯と食べて筋肉隆々で大きな病気はなく、今の人たちが当時の食事で朝から晩まで肉体労働をしたら、ほとんどが1週間で倒れることでしょう。

<<なぜ、小麦よりお米が良いのか?>>

茶碗一杯のご飯を食べるより食パン一枚の方が高カロリーで、3倍も違うそうです。
また、パンを焼くときには脂質や塩が必要(菓子パンは砂糖も必要)で、脂質や塩分はパンの方が10倍高いということです。

しかも、パンにはバターやマーガリン・ハム・ソーセージ・牛乳・ジュースなどの飲み物が必要で、自ずと脂肪分・糖質の高いものになり、さらにケチャップやマヨネーズも味を高めるために必要になります。

しかし、お米は、魚・納豆・のり・お茶漬けなど低カロリーの食品での組み合わせがしやすく、肉や卵などの動物性たんぱく質と植物性たんぱく質の摂取量を自由に好みで変えられ、特に日本人が多く取る海産物は長寿の元でもあります。
さらに、ご飯は腹持ちが良いので間食も必要ありません。

『和風的食生活』が健康の基本であり、主役がお米であることを忘れてはいけないのです。

<<インシュリンの分泌が少ないのがご飯です!>>

インシュリンの分泌を一番促すものが砂糖で、デンプン質の炭水化物がそれに続きます。
炭水化物は、人間が活動するのに必要な最低限のエネルギーであり、摂らないと死に至ります。

完全な「炭水化物ダイエット」で数年間ご飯を食べずに亡くなった若い方もいますが、同じ炭水化物でもインシュリンの分泌を促さないものがご飯なんです。
ご飯よりパン、パンよりジャガイモの順でインシュリンが分泌されているのです。

実は、ご飯は消化吸収という体の代謝に時間がかかるため、パンや麺類などと比較してダイエットに最適な食べ物です。

「ご飯は太るから」と主食のご飯を食べずに、副食品や軽食・パンや麺類などの食事ではカロリーオーバーになりやすく、脂肪や肝臓・腎臓にも悪影響を与える可能性も出てきますから気をつけましょう。

<<低炭水化物ダイエットは怖い!>>

ある統計で、総摂取カロリーのうち炭水化物が占める割合が40%以下だと、死亡率は60%以上の人の1.3倍だったといいます。

「炭水化物抜き」は糖尿病専門医から言わせると、一時的にはダイエット効果はあるが、長く続けるとアンバランスになり逆に太りやすい体質変化が起こるそうです。

身体はどの部分もバランスをとるために「恒常化機能」が働いています。
内臓の機能一つが弱るとそれを助けるために身体全体が通常以上に働き始めます。
それが一時的に数値が高くなり他の病気と判断されることもありますが、実は恒常化機能によるものなのです。

また、医学的には低炭水化物ダイエットは、心筋梗塞や脳卒中になる危険性が高まるとハーバード大などでも述べています。

<<よく噛むことが大事です。>>

ご飯食でもいけないのは、おかずを多くしてあまり噛まない人が多いことです。
よく噛むことによって唾液の分泌がよくなり、お腹の微生物が効果的に分解・消化・吸収してくれるようになります。

唾液は天然の抗生物質であり殺菌剤でもあり、よく噛むことによってダイエット効果も高くなります。

お客様の中には、一口30回噛むことによってアレルギーの軽減や体重・血糖値の減少など、嬉しい報告も多々あります。
ぜひ、あなたも試してみてください。

<<ごはん1杯に含まれる栄養成分>>

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