獲れたてのタコを活〆し新鮮さを凝縮!香り、うま味、甘み3拍子の使い切りサイズ「北海道の活〆水だこ」
函館や大沼国立公園に近い内浦湾に「鹿部町」があります。内浦湾はタコやイカを中心として北海道のほとんどの魚が集まる場所です。
特にタコ(ミズダコ)の一大産地です。
そのたこを生きた状態で捌きさっと霜降りにし(中は生のままです)、「ブライン凍結法」により急速冷凍してありますので、解凍時の旨味や水分(ドリップ)の流出が最小限にとどまり、たこ本来の香り、旨み、甘みを逃がさずに召し上がれます。
ここのタコの歯触りは抜群です!

ブライン凍結法とは?
水産物を冷凍させる場合、0℃からマイナス5℃の温度帯をいかに早く通過させるかが、重要なポイントとなります。
最も氷の膨張率が高いこの温度帯をゆっくり通過させると、細胞間の氷が膨張して細胞膜を傷つけ、それが解凍時にドリップの原因となり、旨味とともに流失してしまうのです。
それら栄養分が空気とふれて酸化し生臭さの原因ともなります。
ブライン凍結法は通常の馬力の200%の空冷冷凍機を使用していますので、非常に早く低い温度で凍ります。
水揚げされた鮮度そのまま損なうことなく閉じ込めることが出来る技術です。
いくら水揚げしてから短時間で加工し冷凍しても、芯までの冷凍時間がかかれば美味しくなくなり、解凍した時に決定的な味や旨さのバラつきが起きます。
この特殊な冷凍方法のタコは、刺身やカルパッチョ、しゃぶしゃぶ、燻製、酢蛸、塩辛などいろいろなお料理で召し上がれます。
串に刺して「串かつ」にしても良いですし、調理のバリエーションも幅広いですよ。

タコはやっぱり北海道産!
刺身やお正月に使われるタコの多くは水ダコ(北海ダコ)で、北海道では足より頭の方が食されいろんな料理の利用頻度は高いですが、本州ではほとんど足が刺身として使われます。
ミズダコは北海道から日本海沖や三陸、常磐で捕れますが、年々漁獲が減って価格が上昇しています。
体長は脚を拡げると3〜5メートル、体重も10キロ〜50キロあると云われ、エサはカニや貝ですがカニの甲羅や貝の殻を咬み砕くと言われ、人間も襲われる可能性があるので大きなタコには近づかない、という事です。
北の海は大型甲殻類などの餌が豊富にあり、その為に寒海には住めない他のタコ類との競争も減り、大型化していったと考えられます。
過去の乱獲によって漁獲量もその年その年で全然違うので、いつでも手に入れられないのが現状です。
北海道は、豊富なえさや低い水温で身がひきしまっていますから、味はやはり冬場のものが美味しいです。
そして獲ったタコをいかに新鮮な食感に持って行くかがそのタコを加工する加工場の腕です。
同じタコでも、加工場の技術によって価値は決まり価格も違ってきます。
ぜひ、召し上がってみて下さい。

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