北海道幕別町の森茂樹さんは、2000年に有機JAS認定事業者となり、50ヘクタールの畑で自然農法や有機農法で小麦・大豆・小豆などを栽培しています。
さらに美味しい野菜の普及のために法人化し、自家有機農産物の加工や販売などに取り組んでいます。
その取り組みの中で、小麦を自家製粉するための機械を導入し、自家製粉〜小分けと卸の販路を作り、小麦のブランド化を図っています。
ホクシン小麦は、平成6年に北海道で品種として採用され、平成7年より本格栽培が始まりました。
それまでは中力小麦といえば、北海道での主力は「チホクコムギ」でしたが、ホクシン小麦は寒さの耐性や小麦の害虫である「うどんこ病」の抵抗性と穂が出る時の発芽耐性に優れていることで、北海道の主力になりました。
チホクコムギと比較して1割程度収穫量が多いということで日本で一番作られる品種となりましたが、近年ではさらに多収で製粉がしやすい「きたほなみ」への移行が進んでおり、作付は大きく減少しています。
どちらかというと薄力より中力で、主にうどん用小麦として使われていますが、パン屋さんの中にはフランスパンを作っている方もいます。
コシが強いので、うどん・パン・中華麺・菓子・ピザ生地などにぜひお使いください。
*保管は直射日光、高温多湿の場所を避けて下さい。
*開封後は冷暗所か、冷蔵庫への保管をお願い致します。