
「馬の油」は、昔から一般家庭に民間薬として常備され、火傷、すり傷、かぶれなどの薬として重宝されていました。
江戸中期にお祭りなどに実演販売という形で売られていたガマの油とは「我馬油」と書いてありカエルのガマではなく馬の油だったという話は、有名です。
<馬油の効用効果>
・肌荒れを防ぎます。
・皮膚に潤いを与え、柔軟性を保ちます。
・皮膚をすこやかに保ちます。
・皮膚の乾燥を防ぎ、皮膚を保護します。
・日焼けによるシミ・ソバカスを防ぎます。

産婦人科や助産院などでは、出産時の産道裂傷・乳頭亀裂に使用されています。
ママも赤ちゃんも安心してお使い頂けます。


良い抽出方法をしても良い原料でなくて良い製品は出来ません。
ナチュラル馬油は、寒冷地・自由放牧・穀類飼料により飼育された厳選した馬の鬣(たてがみ)下部層の脂肪のみを使用し、温度と時間に細心の注意を払って抽出しています。
溶剤等を一切使用することなく、人間の体温よりも(約36.5度)よりも低い温度でじっくり抽出しますので、バランスよく含有されたα−リノレン酸、リノール酸、オレイン酸など豊富な必須脂肪酸の栄養価が壊されていません。
また、馬油の様々な効果の元となる黄色い色と香りを取るような無意味な精製はしていません。
お肌のことを考えて、香料・防腐剤は無添加で漂白していません。
肌への刺激がないので、赤ちゃんからお肌の敏感な方でも安心してご使用いただけます。

馬油に含まれている大切な有効成分の一つに「α-リノレン酸(オメガ-3)」があります。
この「α-リノレン酸」には血行を良くし皮膚の新陳代謝を活発にして様々なお肌のトラブルを改善すると言われ、殺菌作用やアレルギー反応を防いだり消炎作用があるとも言われています。
「α-リノレン酸」は不飽和脂肪酸に属し、もともと不飽和脂肪酸は体に必要な脂肪酸ですが、動物の体内で合成することはできません。
不足すると成長が止まったり、皮膚炎や動脈硬化などの病気を引き起こします。故に不飽和脂肪酸とは必須脂肪酸と言われています。
ナチュラル馬油の濃い黄色と特徴的な香りは、この脂肪酸が豊富に含まれている証拠です。

α-リノレン酸は、お肌をイキイキと健やかに保つと同時に、お肌の表面に油膜を張って保護するなど優れたバリア作用があります。
皮膚は28日周期で生まれ変わっています。28日にかけて新しい細胞に押し上げられた古い細胞は垢(アカ)としてはがれおちます。
これをターンオーバーと呼びますが、これは月の満ち欠けや女性の月経周期とも一致しています。
不規則な生活はホルモンバランスの乱れ、消化器系の機能低下によってもターンオーバーのサイクルは乱れます。
ナチュラル馬油をスキンケアにお使い頂くことで、α-リノレン酸がお肌にやさしく働きかけ、皮膚を健やかに美しく保つことが可能となります。