油は血圧や免疫系の調整、脳神経の活性などの重要な役割を持つ反面、間違えるとガンやリューマチ、脳卒中、心不全、アレルギー、生理不順、生理痛などの恐ろしい化け物に変化してしまいます。
同じ牛肉でも穀物で育てた肉はリノール酸(オメガ6系)が多く、牧草で育てた肉にはαリノレン酸(オメガ3系)が多いことが報告されております。
魚介類にはαリノレン酸から作られるEPAやDHAが多く、脳細胞に良いといわれています。
これはプランクトンにαリノレン酸が多い為といわれており、食物によって細胞が変わる事を意味します。私達人間も、食べる食物の質によって蛋白質が変化する事を意味しますから、神経系には特に重要です。
日本人は昔は穀物と野菜が食事の主体でした。それに少しの魚でした。生活習慣病が蔓延しだしたのは、30年前ほどからですが、肉や油料理、それも便利な外食や、コンビニ、スーパーの惣菜が普及し出したころから急激に増加して行きました。
デンマーク人とエスキモー人の調査結果があります。
エスキモー人はデンマーク人とほぼ同じ動物性脂肪を摂取していて、コレステロールはデンマーク人の2倍摂取しているが、心筋梗塞の発症率はデンマーク人の1/10だった、という事です。
他の成人病もエスキモー人の方が低くなっています。EPAやDHAを摂取するエスキモー人に比べ、デンマーク人は穀物で育てた牛肉ですからリノール酸過多になっています。
コレステロールは動脈硬化や脳卒中、心臓病に一番悪いといわれますが、リノール酸という植物油脂が原因で、逆に良質のコレステロールは現代人には不足なのです。
国際栄養脂質学会でも年々コレステロールの基準が上がり、今では240です。最近出た新聞記事に「コレステロール、血圧、体重などすべてに平均より少し上の方が長生きする」というデーターが出ましたが、病院の検査値などは一時的なものですから心配するほうが、体に悪い影響を及ぼします。
「酸化した物」これが体内で大量の活性酸素を発生させ、中から臓器や神経をボロボロにするわけですから、何事も形ではなく中身が大事という事になります。
その意味でリノール酸はコレステロールは少ないが、活性酸素によって体内で悪い物質に変わり、悪いコレステロールも作り、弱い場所を攻撃する、と理解すべきでしょう。
自然環境を呼び戻すロハスという言葉が多くなって来ましたが、まず自分の身体から自然界に近い状態に取り戻す意味でも、えごま油(しそ油)や亜麻仁油を積極的に摂るべきですね。
(カテゴリ : 食と健康)
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コメント
耕作人Kさんのコメント :
明けましておめでとうございます。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
今年も健康に携わる食品ネタを期待しております。
また、無肥料栽培での分からないことなど、勉強させていただければとも思っています。
本年もよろしくお願いします。
2006-01-04 17:03:52
佐藤健一さんのコメント :
耕作人さんへ
明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお付き合いのほどお願い申し上げます。
20日過ぎから大雪や年末商材、おせち、セールと1年で一番多忙な時期で、31日まで気を抜けない日々が続き、毎年31日の夜から爆睡です。
ネット販売をした事から、1日からもやる事が多いのですが小売業の宿命ですね。
こちらこそいろんな種類の栽培方法を期待しています。頑張って下さいね。
2006-01-04 21:36:34
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