網走を越して、知床(ウトロ)に行く小さな橋の横に見落としそう細い道砂利道だった。車で5分ほど走って、オリジナル商品の「縄文そば」で使用している蕎麦を栽培している弦間久吉さんは笑顔で迎えてくれた。
生産者というよりは学校の先生、という感じだ。広い敷地には見た事もない様な大型機械が所狭しと並んでいる。「3人で80haをやるとすれば、これ位の機械は最低必要なんです」と笑った。
15年ほど前、ふきのとうが開店して数年経った頃弦間さんのご両親がそば粉と大麦を持って訪ねてきた。それを食べて唸ってしまった。
甘味、香り、深み、温かみ、小さい時に食べた麦や蕎麦を瞬間的に思い出していた。
今の時代は、いろんなものを練り込んで味を誤魔化している物が大半で、まして化学肥料や機械乾燥によって完全に風味が壊されていて味気ない。
それからのお付き合いだったが、久吉氏は生産専門で電話で話してもお会いする事が無かった。
蕎麦の生産者が多い北海道でも、昔からの土作りをしっかりしている所でないと生産から収穫まで風味がなくなってしまう。
弦間さんの畑は借地も入れ、80haという途方もない面積だ。
メインは8種類のジャガイモ。低農薬だが、今年の食味テストで全国約600件のトップに立った。
>>祖父の代からの自然農法家「斜里町の弦間久吉氏」の紹介(2/2)

ジャガイモで全国632件中1位の賞状

分析結果の明細書
(カテゴリ : 食の安全)
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