うつ病や心の病は、細かい原因が積み重なって何かが引き金になり、症状として出てくるのですが、最近有力視されているのが、脳内で分泌される物質のセロトニンやノルアドレナリンの脳内ホルモン物質です。
これらの神経伝達物質が異常をきたす事で、思考や感情に変化が出てくることが分かってきました。
昨年の自殺者が3万5千人で、一日約100人が自殺する現状はまさに異常です。
開発途上国にはほとんど自殺者がいないのです。
その7割がうつ病という。神経細胞のニューロンという突起部で信号を出し他の神経と情報交換をしているという事ですが、動物実験では長期間ストレスが続くとノルアドレナリンの生成が減少し、放出が多くなり、これらの濃度の減少が繰り返された場合は、ほんの些細な事でも攻撃的なこと、または逃避的躁鬱な反応が起こるようです。
ベトナム戦争を始め、長い間戦争へ行っていた米兵の間に、精神的な異常が多かったというテレビを以前見ましたが、「いつ死ぬか分からない」状況下に何ヶ月もいると、無事帰還しても尿中にノルアドレナリン濃度が慢性的に高い事が分かっています。
戦争帰還兵が突然大衆や、学校で銃を乱射する多くに事件がアメリカで起こりましたが、結論はこの異常なホルモン分泌でした。
ではセロトニンは逆に落ち着きや神経の平安を促すホルモンで、視床下部の下にある「松果体」という松ポックリのような所から放出されるもので、これが他の神経系に働くことによって、過剰な興奮、衝動、抑うつ感を軽減させ、少なくなるとうつ状態になったり、暴力的になったりすることが報告されています。
昔からこの松果体は、世界の多くの宗教から「第三の目」といわれ、宇宙や神と交信できる唯一の存在といわれてきました。
感情、意識はホルモンの生成や分泌に大きな影響を与えている様です。
(カテゴリ : 心と健康)
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